2018年1月12日金曜日

見つめる先にあるもの

毎朝たくさんの鳥たちの声とともに目が覚める





















インドに来て、ひと月半。


日常のあれこれに煩わされない分、ギリギリのところまで、自分と向き合うことになる。




いや、以前は、そこまで向き合えなかったのかもしれない。

どこかで、目を背けたり、少し逃げたり。

今回は、それをせず、後に引かない自分がいる。

そうせざるをえない時が来たのか、それとも、それができるようになったと少しは喜んでいいのか。




ここで目にすること、

耳にすること、感じること。

その中での自分の振る舞い。



それらが引き金になって、


毎日のように、気付くことがある。




そうだったのか、と腑に落ちること。

そうだったよね、と思い出すこと。

そうだと知っていたのに、見えないふりをしていたこと。






今日まで生きてくる間に、

幾重にも重ねてしまった殻のようなものを、

一枚一枚、剥がしていく。

痛い思いもしながら。




なぜそんなことをするのか。

楽なことではないのに。






でも、その先にしか、望むものはないと思うから。